タカ・ツーリスト/鎌倉編PART3~銭洗い弁財天

前回は佐助稲荷神社の入口で終わりましたので

今回はここから銭洗い弁財天に向かいたいと思います。

近道があると案内にありましたので佐助稲荷神社を後にして探しながら

進んでみましょう。

少し戻った場所の電柱に何やら貼り紙がありますので近づいて確認して

みましょう。

如何にも手作り!と感じる案内表示ですがここを左側行くみたいです。

反対側の住宅の囲いにも案内表示がありました。

こちらもここを左側に行くように案内されていますねぇ。

では案内通りに進んで行きましょう。

裏道感がある道で風情はありますが本当に銭洗い弁財天に行けるのかな?と

思いますよねぇ。

更に進むと右側に曲がる道の先に何やら短冊がありますので近づいて

みましょう。

また手作り感のある案内?だと思ったら駐車禁止の告知でした。

でも下側には銭洗い弁財天と佐助稲荷神社の案内もありましたので

銭洗弁財天側に進みましょう。

(銭洗弁財天の下のCagi gulaは何の意味ですかねぇ?)

短冊通りに進むと階段が現れました。

階段しか道が無いので登って行きましょう。

登りきったところに案内があるので見て確認してみましょう。

今度はしっかりした(?)案内と石碑があり「銭洗弁財天」はこの方向で間違いない

みたいですね。

何故か銭洗い弁財天の石碑に稲荷様が祀られています。

更に階段を進みましょう。

登りきると石畳はありますが両側は植物が覆い茂っていて涼しく空気も

綺麗に感じました。

更に進んだら左側に「古民家カフェ」の手書き看板を発見。

矢印からすると通り過ぎてしまったみたいなので引き返してみます。

確かにありましたが朝早かったからか営業しているようには見えませんでした。

(先程の案内にあった「Cagi gula」は、ここの店名みたいです。)

戻って先に進むと鳥居が見えてきました。

以前に銭洗弁財天に来た時は洞窟感があるトンネルを通った記憶があるのですが

案内通りに来たけど「本当にここでいいのかな」と思いました。

連なっている鳥居を進んで行くと祠が見えてきました。

鳥居を出て直ぐ左側に石碑と由来の説明看板があり「銭洗弁財天」

とありますので間違いなく到着しましたねぇ。

説明によりますと正式名称は「銭洗弁財天宇賀神社」だそうで

言い伝えによると平安時代の終わりに世は乱れて1183年に源頼朝が平定し

幕府を樹立したが永年の戦で飢餓続いていたので日夜神仏に祈ったところ

夢に老人が現れて「西北の谷に岩から湧水が染み出ているから汲んで毎日神仏を

供養せよ。我が名は「宇賀福神」である。」とのお告げがあり

行ってみると確かに岩から湧水が染み出ていて石工に掘らせて神社を創建し

毎日神仏に水を供えたところ世は次第に治まり人々も平穏に暮らせるように

なったそうです。

しかし源頼朝は良く夢を見ますが熟睡出来ないくらいストレスが

溜まっていたのですかねぇ。

では作法として先ず本宮でお参りしましょう。

お参りしましたら右側の社務所で授料(200円)を納めて「銭」を入れて

洗い清めるザルとお線香と蠟燭を頂きましょう。

本宮の左側に大きな蠟燭が灯っているので先ず蠟燭に火を付けて燭台に

祀りましょう。(頂いた蠟燭は短いので火傷しないように注意して下さい。)

次に大蠟燭で線香に火を付けて左側の火鉢に立てて祀りましょう。

この時に線香の周りに火が付けば真ん中は付かなくても大丈夫だと神社の方が

説明されていました。

線香の煙には身を清める意味と神様の供物でもあるそうですよ。

この胴裏の入口左側に「洗銭奥宮」という表示の石碑がありました。

では奥宮の中と進みましょう。

入って直ぐ右側に祠がありますので先にお参りしましょう。

左側に洗い清める場所がありますので「銭(現金)」をザルに入れて柄杓に

水を汲み清めましょう。

現金を入れたザルを直接水に入れて清めると危ないし下の水に現金を落とす事が

あるので必ず柄杓で水を掬って行って下さい。

(実際現金が下に落ちていましたし拾えませんよ。)

左側の広い場所で清めても同様の御利益があるそうなので

他の参拝者が並んでいたら速やかに移動してこちらで清めましょう。

(銭洗水は鎌倉五名水だそうですが飲めません。)

この「銭(現金)」清める行為を「浄銭」と言うそうで古来から「銭(現金)」は

人が作り世の中に流通して色々な人の手に渡り「不浄な物」と言われて

いたので神水にて清めていたそうです。

つまりここは神聖な儀式を行う場所なので一人静かに行いましょう。

そうする事により心も一緒に清められるそうですよ。

洞窟内なので声が響き他の人に迷惑になりますしねぇ。

目の前の木製の蛇は神の使いである白蛇として祀られているそうです。

手前に祀られている像は弁財天ですね。

清めた現金は「福銭」なので早めに使うのが作法だそうです。

硬貨は拭けば大丈夫ですがお札は皺もよって切れ易くなるので避けたほうが

いいかもしれません。

鎌倉駅の切符券売機では濡れたお札は使用しないよう注意書きがあるくらい

ですからねぇ。

またお札を乾かすのに線香の煙でいぶしたり蠟燭を使用しないように注意書きが

境内にあり燃える可能性があるので行わないで下さい。

(キッチンペーパーを持参し包んで乾燥するのがお勧めです。)

古来は「お札」は無かった訳ですから御利益は金額ではなく清める行為と

気持ちだそうですよ。

清め終わったら社務所ではなく左側のザルの回収場所に返却しましょう。

ザルを返却しましたら右手の祠と像にお礼参りをして奥宮を後にしましょう。

本堂と社務所の間に道があり、その先に階段がありますので行ってみましょう。

前方には右側に階段と左側に「龍神水おみくじ」を行う場所の案内看板が

ありました。

先に階段を登って何かあるか確認した後で社務所によっておみくじを拝領し

行ってみましょう。

階段を登った先に「上之水神宮」の石碑がありました。

神水を管理する神様が祀られていいるのですかねぇ。

右側に曲がるの階段を更に登った先に右側側は下り階段、左側は上之水神宮の

入口で狛犬様が鎮座していました。

ここちらを登りましょう。

更に登ると祠が見えてきました。

ここが「上之水神宮」で清水の神様「水涙売神(みずはのめのかみ)」を

祀られているそうです。

「浄銭」のお礼を兼ねてお参りしましょう。

流石、水の神を祀っている祠で左側の池に滝の如く水が湧いていました。

では入口まで階段を下りましょう。

先程登ってきた右側の階段とは別の階段が正面にありますので下って

みましょう。

下った所の右側に社務所があり、その先に鳥居が見えてきましたので

行ってみましょう。

鳥居の場所は「下之水神宮」でした。

鳥居の前で一礼し朱色の橋を渡ってお礼お参りしましょう。

祠の前まできたので、ここでもお礼参拝をしましょう。

自分の願い事だけではなく神様への感謝の気持ちが大切だそうですよ。

「上之水神宮」でも鏡が祀られていますねぇ。鏡は「三種の神器」で神聖な

ものですから祀られていても不思議ではないのですが説明看板もなく

後日調べてましたが判りませんでした。

祠の左奥には宝塔が祀られていました。

お参りを済ませたら橋を戻りましょう。

橋の左側の池には宝塔と石碑がありますねぇ。

橋を渡り終えたら左側の鳥居の方に行ってみましょう。

ここは「七福神社」だそうで銭洗弁財天内には色々な神様が祀られて

いますねぇ。

ここもお参りしましょう。

祠の中には銭洗弁財天内だけあって「金色の七福神」が祀られていましたが

やはり人出が多く、しかも扉が小さくて撮影は出来ませんでした。

行かれた際は全神様を拝観して参拝して下さい。

では水みくじを引きに社務所まで戻りましょう。

水おみくじを授料しみてみました。

占い項目は記載されていますが肝心な結果がないですねぇ。

先程の龍神水おみくじを行う場所におみくじを持って行ってみましょう。

案内看板の先には龍神様がおられました。

案内看板によると「龍神様の水に浸して下さい」との事なのでやって

みましょう。

何やら文字が浮き出てきましたよ。

手にとって見たら私の結果は小吉でした。

縁だけは良くて後は普通でした。

トンネル前の御神木の裏側におみくじを結ぶ場所がありますので後ろにおられる

掃除をしている方の迷惑になりますから「くれぐれも」破棄せずにこの場所に

結んで下さいね。

これで境内を全て参拝しましたので銭洗弁財天を後にしましょう。

鳥居を通りトンネルを抜け「現世」に戻りましょう。

(そんな気持ちになる場所ですよねぇ。)

現在でも重機を使って岩盤を掘るのが大変なのに石工がノミと金槌だけで

これだけのトンネルを掘るのはさぞかし大変で時間もかかったと思います。

トンネル内は狭いし天井が低い場所があり滑り易く坂になっているので

充分気を付けて下さい。

出入口に出ました。

直接お参りする方や佐助稲荷神社に向かう方はこちらが入口になります。

右側に提灯と由来の説明看板がありました。

閑話休題:何処の神社仏閣でも御利益がありましたら必ず再度訪れお礼参りを

するのが作法だそうです。

今回はここで終了となります。「エッ!鎌倉駅に戻らないの?」と思われる方が

おられるでしょうけど実はこの先にも神社や公園など見どころがありますので

出直して来るもの大変でしょうから次回にご案内致します。

本日もお付き合い頂きありがとうございました。

またのご来店(閲覧)をお待ちしております。


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