タカ・ツーリスト/鎌倉散策PART2~佐助稲荷神社

前回の終着点でした鎌倉駅西口の横にある時計台からスタートして今回は

「佐助稲荷神社」までのツア-です。

最初に、この時計台は地元の人や観光客にも待合せ場所として活用されていて

人が絶えないスポットだそうです。

今回は平日の早朝でしたので殆ど人がいなくて撮影出来ましたが…。

裏側の土台に設置由来のレリ-フがあり要約しますと鎌倉駅旧駅舎の改装の際に

「上にあった時計台を取り壊してしまうのは惜しい」との地元の人が声が

多数ありこの場所に設置して生まれ変わったそうです。

今でいう「SDGs」ですよねぇ。

ちなみに時計部分は最新みたいですが。

ところで皆さんは「佐助稲荷神社」をご存知でしょうか。銭洗い弁財天の

近くなのですが時計台の左側にある地図には銭洗い弁財天の表示はありますが

「佐助稲荷神社」はありませんでした。

「銭洗い弁財天」の近くなので取り敢えず駅前から大通りに出てみましょう。

大通りに「市役所前」の信号機があり案内表示が見えますので渡って

確認してみましょう。

ここにも佐助稲荷神社の案内はありませんが「銭洗い弁財天」は直進なので

その通りに進みましょう。

道路上のガス灯風の街灯が風情ありますよね。

この先にトンネルが見えてきました。

トンネルまで進むと右側に草木に覆われて見逃しそうな行先案内が

ありました。

確認してみると、ここでやっと「佐助稲荷神社」の案内がありました。

「銭洗い弁財天」と同じ方向で1Km先と明記されていますのでトンネルを

通って先に進みましょう。

トンネルを過ぎると右側にお洒落な建物を見つけました。

「カフェ」か「レストラン」と思うくらい洒落ていますが正面に行って

確認したら美容室でした。

更に進むと「法務局前」のバス停があり、これが最寄りのバス停だそうです。

本数も少ないので帰りに利用するなら旅番組のように時間を確認して

おいたほうがいいかもしれませんよ。

その先に交差点と信号機が見えてきました。

「佐助一丁目」の信号機を右に曲がった場所に佐助稲荷神社の案内が

ありました。やはり銭洗い弁財天と同じ方向で間違いありませんね。

案内通りに右側に進んで直ぐの右側の電柱を見ると「福来鳥」という

食事処の案内がありました。

ここは以前に日テレ系「途中下車の旅」で寄られてましたが民家風で

雰囲気がよく参拝後のランチ候補に入れてみては如何でしょうか。

寄り道しましたが電柱を通り越して先に進みましょう。

今度は左側に古民家風の甘味処「みのや」を見つけました。

そういえば以前に看板にある「くずきり」を食べた事があるのを思い出し

暑い中程よい甘さとヒンヤリした冷たさが融合して大変美味しかったので

帰りにでも一休みしては如何でしょうか。

但し一週間で2日間しか営業してないのでネットなどで検索してからの方が

いいですよ。(当日は水曜日と土曜日のみ営業と貼り紙してありました。)

更に進むと民家の藤が咲いていて綺麗ですねぇ。

更に進むと石碑が見えてきました。

ガードレ-ルの左側にありますので見落とさないようにして下さい。

近づいてみると石碑には「佐助稲荷神社」とあり左側には案内がありました。

鎌倉は路地裏でも案内表示があり助かりますね。

案内だと左側が目的地の「佐助稲荷神社」で右側が「銭洗い弁財天」と

明記されています。

よく見ると「佐助稲荷神社」の案内に半分剝がれて見づらいですが

「…財天の近道あります」と表示されてますねぇ。

目的地は佐助稲荷神社なので案内通りに左側に進みましょう。

住宅街を抜けると「朱色の鳥居」と入口の石碑が見えてきましたよ。

石碑を過ぎて鳥居まで進むと京都の伏見稲荷大社のような鮮やかな朱色の

鳥居群が現れました!

近くまで行くと上まで鳥居が続いて更にビックリです!

しかも土台には「お稲荷様」がビッシリお出迎え。

左側には神社の由緒の説明看板がありました。

要約しますと源頼朝の夢に老翁に扮した稲荷様が現れて統一の挙兵を促し

時期まで啓示して頂き天下統一の礎を築けたそうです。

その加護のお礼に部下に社殿場所を選定させ隠れ山里の「この場所」を探して

造建したとの事です。

また疫病が流行った時も同様に夢に現れ薬草の霊種を与えられ育て処方したら

治まったので「商売繫盛」「病気平癒」「大量満船」「学業成就」

の御利益があるそうです。

更に江戸時代に足柄郡から移設した「木像十一面観音」は良縁に縁が薄かった

美人姫君「赤松幸運」が仏門に入り男女の良縁を祈りつつ彫った物で

縁結びの御利益があるそうです。

右側には小さな祠があり拝堂や本堂がある上まで行けない人用に

ここでお参りすると同様の御利益があるそうですよ。

長くなりましたが上の本殿まで行きましょう。

途中で宮司さんとすれ違い佐助稲荷神社の事を尋ねたら「伏見稲荷大社ほどでの

鳥居の数ではありませんが」と謙遜されていました。

また土台にあるお稲荷様は社務所で願掛け用に授料している像だそうです。

鳥居の合間にお稲荷様の石像が左右に何体かありますので休憩を兼ねて

止まって一礼しながら登りましょう。

鳥居の手前に目の前に石橋が現れました。

手前の鳥居の影に隠れしまっていますが橋の袂にお稲荷様の石像が両脇に

鎮座しています。

上を見ると鳥居の合間に拝殿が見えるのでもう少しです。

最後の階段を登ると石の鳥居が現れましたので一礼してくぐりましょう。。

鳥居の先が拝殿ですので半鐘を鳴らしてお参りをしましょう。

右手に入口の説明にあった「十一面観世音菩薩」の祠がありました。

毎月の御開帳が毎年「五月十六日」と決まっているそうで「縁結び」の御利益を

得たい方は選んで来られたほうがいいかもしれませんね。

右側には宮司さんが言っていた社務所があり、ここで「お稲荷様」を拝料して

願掛けして祀るそうでうが残念ながら時間が早かったみたいで閉まってました。

拝殿の前(社務所の右側)にはロウソクを灯す場所がありましたので拝料を納めて

火を灯して願掛けをしてきました。

またその横には佐助稲荷神社の説明看板と参拝者が願掛けし祀ったお稲荷様が

多数ありました。

社務所の左側に何かありますので行ってみましょう。

社務所を超えた辺りに祠が見えてきました。

ここは「霊狐泉」だそうで今でも「神水」が湧いているそうです。

ここにも多数のお稲荷さんが祀られていますねぇ。

左側に説明がありますが田畑の水を潤していたそうで家々に持ち帰りの神棚に

祀って五穀豊穣を願っていたそうです。

柄杓が置いてあり今でも汲んで持ち帰れるそうですが飲料水にはしないで

下さいとの事です。また汲む際には落ちないように気を付けて下さい。

「トリビアの泉」みたいに投げ銭がされていましたが湧水で今でも汲み上げて

使用する人がいますし回収出来ないみたいなので行わないほうがいいと

思いますよ。

参拝だけして戻りましょう。

鳥居の周りにも祠にも願掛けお稲荷がビッシリですねぇ。

拝殿の左側にも同様にビッシリ。

本堂に行く階段がありますので登りましょう。

途中に鳥居が途切れて右側に開けた所がありました。

ここにも願掛けお稲荷様が所狭しと祀られていて清掃作業していた人の話では

この場所には元々祠があった場所だそうで現在の本堂に移設したそうですよ。

また上まで鳥居を創建する予定だけど台風の影響で遅れているそうで確かに

土台工事が途中だとも話してくれました。

更に上に行ってみましょう。

登った先に鳥居がありここにも「願掛けお稲荷様」が祀られています。

右側に本堂に行く案内がありますが階段ががなく足元が悪いので戻って

拝読の右側から行きましょう。

私は行ってみましたが滑り易く足元が悪く手摺もないので危なかったです。

先に見えるのが本堂です。

拝殿まで戻り十一面観世音菩薩の祠との間に本堂に行く階段が見えますので

そちらから登りましょう。

階段の上に鳥居がえますので登りましょう。

鳥居の先に本堂が見えてきました。

鳥居の両側の願掛けお稲荷様が並んでいて参拝者を出迎えいるようですね。

では一礼して鳥居をくぐり本殿で参拝しましょう。

鳥居の左右の棚と本堂周囲にも願掛けお稲荷様が一面に広がって祀られて

います。

では参拝しましょう。

殆どの神社仏閣の本堂は御神体が祀られている「神聖」な場所なので

参拝場所から離れているか囲われていて遠くから拝観するように創建されて

いるそうです。

参拝も済みましたの佐助稲荷神社を後にしましょう。

上からの朱色の鳥居も圧巻ですねぇ。

下りの方が危ないので見とれて足元や周囲を確認しながら降りて下さい。

参拝した後に怪我でもしたら大変ですからね。

佐助稲荷神社の入口で今回は終了です。

鎌倉駅西口からの所要時間は1時間くらいです。

写真を見て頂ければ判ると思いますが朝早い(と言っても午前8時頃ですが)

参拝者はおらず宮司さんと清掃作業者以外はすれ違いませんでした。

流石「隠れ里」です。(この後に一眼レフカメラを持った女性とすれ違い

ました。)

次回は銭洗い弁財天の予定ですので、またの来店(閲覧)をお待ちしております。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA