タカ・ツーリスト/小机城址まつり

今回は「小机城址まつり」を紹介致します。

ところで皆さんはJR横浜線の「小机駅」をご存知でしょうか。

新横浜駅から八王子方面に向かい次の駅で2002年に

サッカーワールドカップ時に「日産スタジアム」の最寄駅でしたが

覚えていますでしょうか。

(今でも最寄駅ですが)

その時に駅をリニューアルして日産スタジアム側に出口が出来ました。

その小机駅周辺に以前「小机城」があったそうで今では公園になっています。

毎年4~5月頃に「小机城址まつり」を催していて今年は(2024年)4月14日に

行われました。

小机城は北条泰時の時代に佐々木泰綱が命を受けて創建されたそうで

その時に「小机」という地名が史書に出てきたそうです。

しかし北条氏の時代1486年に太田道灌により落城してしまったそうで

城自体が無くなってから538年も経っている事になりますが

「続日本100名城」に選ばれているそうですよ。

以前は近くに住んでいて一度は観覧したいと思い今回行ってみました。

「まつり」は午前10時からでしたが早めに小机駅に到着したので先に

城址公園に移動してみました。

先ず改札口を出て右側の南口方面に行きましょう。

階段を降りとバスターミナルがあり自転車置場と派出所を左手に見ながら通りに出ます。

「小机駅前」の信号機を渡らずに「すき家」がある右側に曲がります。

すき家の「香り」の誘惑に負けずにそのまま真っ直ぐ進みましょう。

最初の信号機「小机土井谷戸」を左手に見ながら先に進みます。

次の信号「小机辻」を右に曲がります。

目印は「JA横浜小机支店」の緑の看板です。

右に曲がったら道沿いに進みましょう

左側に「金剛寺」が見えてきました。ここが行列のゴ-ルなので

先にお参りします。

門前の右側では出店が出店していました。

左側ではブラスバンド部の学生が準備していました。

では本堂でお参りしましょう。

本堂の左手の観音様にもご挨拶して小机城址に向かいます。

金剛寺を出て左手に進みますとJR横浜線の踏切が見えてきます。

この踏切を渡れば入口が近いです。

渡った先に十字路があります。

そこの左側が「小机城址市民の森」になります。

ちなみに反対の右側の日産スタジアムが目印です。

では左に曲がり日産スタジアムを背に進みましょう。

途中右手の民間の壁に案内がありますのでそのまま進みます。

今度は右手の電柱に右折の案内があるので右に曲がります。

曲がって直ぐに「根古谷広場」があり最後のトイレがあります。

この先はトイレが無いので注意して下さい。

案内図を確認して先を進みましょう。

ここからが小机城址の入口で竹藪の中を登って行きます。

案内が出てきましたが本丸を目指しましょう。

途中に説明看板が出てきました。「空堀」の跡だそうです。

更に進むと本丸広場が見えてきました。

ここでは午前10時20分頃からセレモニーが始まるそうで、まだ準備中でした。

では二の丸に向かい下りましょう。

落城して540年近く経ったので殆ど竹藪ですねぇ。

でも当日は夏日で登山にも関わらず涼しかったですよ。

アップダウンを繰り返し目の前が開けました。

この先が二の丸です。

もう少し早ければ桜が綺麗だったでしょうねぇ。

エッ!何か突起物がありますねぇ。

何と!「竹の子」です。竹藪から離れているので凄い生命力ですね。

出口方面に向かって進み左を見たら多少桜が咲いていました。

下って行く途中に色々な跡の説明看板がありました。

写真で分かると思いますが竹藪を含めて整備されていますが

当日も地域の「竹藪する会」の人々がボランティアで活動していました。

では行列の時間なので駅まで戻りましょう。

ちなみに根古谷広場を出発して本丸や二の丸を経由し戻ってきて

20分くらいでした。

駅まで戻るとブラスバンドの演奏の音が聞こえてきました。

何と!パトカーが先導している大行列です。

先ず消防音楽隊に続き小学生マーチングバンド。

そして手作り甲冑隊と子供神輿。

そしてお囃子を乗せた山車に続いて子供武者。

その後に武者と姫君の行列。

姫君の後ろに女性武芸者が薙刀を持っての行列が勇ましいです。

そして小学生武者隊のお出ましです。

そして「獅子舞い」と「ひょっとこ」の登場!

最後は山車が締め括りでした。

沿道にも多くの人が見物していて外国人も多数いて私は正直ここまで

大掛かりな催しだとは思いませんでしたし。

箱根の大名行列にも負けてませんよねぇ。

最後に行列の出発点の「三会寺」(さんねんじと読む)にお参りして来ました。

今度は小机駅前の信号を渡り左に行きます。

目印は右手の「城南信用金庫」です。

その前進んで行くと道路を挟んで左側に踏切と日産スタジアムがみえますが

そのまま進みます。

左側の大判焼き店の先に緑の歩道橋が見えてきました。

更に進むと「鳥山」の信号機があります。

更に進みホンダの販売店がある「三会寺入口」の信号機を右に曲がります。

ホンダの販売店を右手に見ながら直進します。

右手に和風の壁が見えてきましたが幼稚園でした。

幼稚園を通り越して右に曲がりますと山門がありました。

山門の両脇に金剛力士像が睨みを聞かせています。

ちなみに「阿吽の呼吸」は阿仁王と吽仁王の金剛力士像からきています。

では一礼して中に入りましょう。

ここは源頼朝が佐々木高綱に命じて創建させたらしいですが詳細は

不明らしいです。小机城はその後の世代らしいですが…

ではお参りをしましょう。

山号は瑞雲山だそうです。

閑話休題:比叡山延暦寺のように古い時代に創建された寺院の

多くは霊峰に存在していたので寺院の前に山号を付けたとの事ですが

その土地の霊峰か本家がある霊峰なのかは寺院によって違うそうです。

勿論山号がない寺院もあります。

本堂には「56億7000年後に地球を救う」とされている「弥勒菩薩」が

祀られているそうですが当日は拝めませんでした。

観音堂に祀られているのは十一面観音菩薩坐像です。

境内には六地蔵尊や修行僧像などがあり霊験あらたかな雰囲気でした。

二箇所お参りしたご利益なのか帰りの小机駅構内で燕の巣作りに遭遇しました。

行きに降りた階段の右上で巣作りしたいました。

他にも幾つか巣がありましたが燕が巣作りしていたのは

ここだけでした。

ネットニュ-スによれば先程登った小机城址公園の本丸特設ステ-ジで

出陣式の鉄砲発砲(空砲)や小田原から「風馬忍者」がきて殺陣や手裏剣の妙技を

披露したりオペラ歌手のステ-ジがあったそうですが

流石に武者隊の行列と重なっていたので来年はそちらを中心に

観覧したいですねぇ。

長くなりましたが興味がありましたら来年にでも

足は運んで観覧してみては如何でしょうか。


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