タカ・ツーリスト/北鎌倉編PRAT4~円覚寺

前回は明月院を後にした場所が終着点でした。

今回はここから円覚寺を目指すツア-です。

では向かいましょう。

道路右側に湧水が流れていて空気が冷やされていて当日は夏日でしたが

心地良い風もあり涼しかったです。

先に進みましょう。

横須賀線の線路まで戻ってきました。

左側にある案内板通り右側を線路沿いに行きましょう。

横須賀線とすれ違いました。

左側に踏切がありますが真っ直ぐ進みましょう。

右側に階段が見えてきました。

ここが円覚寺の入口です。

階段を登り総門を目指しましょう。

総門の前で一礼し敷居を踏まないように跨いでくぐり左側の受付で

拝観料一般(500円)を納めて先に進みましょう。

受付に併設されている横に寺内の地図と案内がありました。

円覚寺は弘安5年(1282年)鎌倉幕府の執権「北条時宗」が開基し

宋から来朝した高僧「無学祖元」が開山したそうで創建の目的は

弘安4年(1281年)の蒙古襲来で戦没した多くの菩提を敵味方なく

弔う事だったそうです。

では先に見える階段を登り山門に向かいましょう。

山門に到着しました。

現在の山門は天明5年(1785年)開山五百年に再建されたもので「県重要文化財」

になっているそうです。

山門の由緒は三解脱門(空・無相・無願)を象徴する三門とも言われ

諸々の煩悩を取り払う門で娑婆世界を断ち切り清浄な気持ちで

佛殿の本尊にお参りしなければならないとされていますので

一礼してくぐりましょう。

門内は凄い彫刻が施されていますねぇ。

仏殿が見えてきましたので向かいましょう。

この仏殿が弘安5年(1282年)佛殿開堂された時に御本尊が安座されたそうで

冠を被っておられるので「宝冠釈迦如来」と呼ばれていて

仏殿名の「大光明寶殿」は1378年に「後光厳天皇」から扁額を

賜ったものだそうです。

江戸時代永禄6年(1563年)の大火で焼失し顔のみが救出がされ寛永2年(1625年)に

再建された際に「宝冠釈迦如来」の体部も補造され両脇に梵天と帝釈天が

同時に祀られたそうです。

関東大震災で倒壊してしまい昭和39年(1964年)に再建され現在に至るそうです。

仏殿は土足厳禁なので履物を脱ぎ中に入りましょう。

「宝冠釈迦如来」様にお参りしましょう。

右側に本尊の正式名称「宝冠釈迦如来坐像」が書かれた看板があり天井には

「白龍図」が描かれているとの事なので見上げてみました。

建長寺のものに負けず劣らず立派な「白龍図」ですねぇ。

ただ手は一般的な?3本爪です。

左奥にも像が祀られていますので行ってみましょう。

向かって右側が開山をされた「無学祖元禅師坐像」で左側が「達磨大師坐像」

だそうです。では参拝しましょう。

参拝が終わりましたので外に出て履物を履き正面真向いの「選仏場」に

行きましょう。

入口に「選仏場」の説明看板がありました。

「佛さまを選び出す」という意味で修行僧の坐禅道場のことだそうです。

仏殿と同様に永禄6年(1563年)の大火で焼失し元禄12年(1699年)松平忠充が

大蔵経を寄付し同じ位置に経典を収蔵する蔵殿と坐禅道場を兼ねた現在の

「選仏場」を建立されたとの事です。

中央には「薬師如来」が祀られていて平成15年から「円覚寺百観音霊場」の

1番として「大慈大悲観世音菩薩」が安置されているそうです。

では中に入りお参りしましょう。

入口の案内で中央は「薬師如来」と説明されてましたが「円覚寺百観音霊場」の

看板がある向かって右側の像が「大慈大悲観世音菩薩」だと思います。

では参拝しましょう。

参拝が終わりましたら出て一礼して左側に行きましょう。

「選仏場」の脇を行く道が左側にありますねぇ。

この先には「龍隠庵」があるそうですが工事中でしたので隣に行きましょう。

案内板によりますと、ここは「居士林(濟蔭庵)」といい明治時代に在家の人の

坐禅(居士禅)が盛んになり大正11年この濟蔭庵に居士の坐禅道場として

「居士林」が開設したそうですが大正15年に焼失し昭和3年に「柳生新陰流」の

道場を寄付し現在に至るそうです。

本尊は不動明王像が祀られていますが坐禅会の時期のみ開門だそうで残念ですが

今回は先に進みましょう。

左側に「寿徳庵」に行く階段がありますが、ここも坐禅会の時期のみ

開門ですので先に進みましょう。

先に進むと左側に菩薩様が祀られていますので参拝しましょう。

参拝し先に進むと庭園が現れました。

この池は「妙香池」といい円覚寺創建当時から知られた放生池だそうです。

池を見ながら先に進みましょう。

建物の脇に看板が見えます。

ここを左側に行くと「舎利殿」だそうで行ってみましょう。

階段を登りましょう。

登った先に石碑と説明看板がありました。

円覚寺の舎利殿の内部正面に「佛牙舎利」と尊崇されるお釈迦様の歯牙が

祀られている宮殿が安置されていて、その前に観音菩薩と地蔵菩薩が

祀られているそうです。

正月3が日や5月の連休日そして11月の宝物風入れなど特別期間以外は

修行の為に制限されていて当日は入れませんでしたので戻りましょう。

ここを案内通り左側の「佛日庵」行きましょう。

曲がって直ぐに「佛日庵」の入口がありました。

ここは「北条時宗公廟所」「鎌倉観音霊場第三十三番札所」

「鎌倉地蔵霊場第十四番札所」「円覚寺百観音霊場第四番札所」だそうで

「開運・幸運・学問・厄除」の御利益があるそうなので入って参拝しましょう。

では入りましょう。

入口を入り右側に受付がありますので拝観料(お線香付付100円)を納めて

入りましょう。

中の席で抹茶セットやコーヒ-セット(700円)が頂けるみたいなので

如何でしょうか。。

では右に進みましょう。

茶席があり、ここで先程のセットを頂く事が出来るそうです。

日除けの傘もあり優美なティータイムが出来そうですねぇ。

では左側の正面に回りましょう。

手前の線香を立てる場所があるので渡された線香を納めましょう。

ここは「開基廟」というそうで「北条時宗・貞時・高時」を祀られているそうで

「廟所」とは石碑を立て、その上に木像を祀る「お堂」を建てたものが

正式なお墓で特に国に業績があった人のみに許されたとの事です。

円覚寺が建立されてから2年後の1286年に建立されたそうですが現在の開基廟は

江戸時代1811年に改築されたものだそうです。

では参拝しましょう。

では「開基廟」を出て左側に行きましょう。

ここに正規の入口があり現在は先程の入口からしか入れないようです。

では先に進みましょう。

右側に「白鹿洞」がありました。

円覚寺開堂日に開山「無学祖元禅師」の説法を聴こう集まった多くの人々と共に

この洞穴から白鹿が群れをなして禅師の説法を聴いた伝説があるそうです。

先に進むと分かれ道があり左側は「続燈庵」という坐禅道場なので

坐禅会の時期に信者のみしか入れませんので真っ直ぐの階段を登りましょう。

紫陽花に隠れていましたが階段の手前に説明看板がありました。

階段を登った先には「黄梅院」があるそうで本草には

「千手観音菩薩坐像」の他に「夢窓国師坐像」室町期のものたされている

「千手観音菩薩立像」木像の「聖観世音菩薩立像」が祀られているそうなので

階段を登り行ってみましょう。

門に到着しましたので入りましょう。

真っ直ぐ行った先にお堂があります。

ここが「聖観世音菩薩立像」が祀られていますので参拝しましょう。

戻って右側の本堂に行きましょう。

手前の左側に像が祀られていますので一礼して「黄梅院」で参拝しましょう。

ここに「千手観音菩薩坐像」「夢窓国師坐像」「千手観音菩薩立像」が

祀られているので参拝しましょう。

では戻りましょう。

山門の手前に紫陽花が活けてありました。

さんをくぐり階段を降りましょう。

「開基廟」まで戻ってきました。

更に先に進みましょう。

この先右側は「舎利殿」なので左側の「如意庵」に行ってみましょう。

到着しましたが、ここも「檀信徒以外はご遠慮下さい」との事でしたので

残念ですが引き返しましょう。

階段を降りたら左側に行きましょう。

「妙香池」に戻ってきましたので先に進みましょう。

先程は真っ直ぐ来たので今回は左側の「国宝洪鐘」方面に行きましょう。

左側の「唐門」方面に行きましょう。

階段を登りましょう。

唐門が見えてきました。

ここからは入れないので案内板右側の通り「万丈庭園入口」から入りましょう。

門には凄い彫刻が施されていますねぇ。

正面に万丈が見えますが左側に行きましょう。

第百番札所の「百観音霊場」があり説明看板がありました。

では進みましょう。

「百観音霊場」というだけあって凄い数の石像が祀られていますねぇ。

中には石碑に観音菩薩が彫られているものもありました。

右側には説明看板にありました「柏槇(ビャクシン)」がありました。

円覚寺開山時に無学祖元禅師により植えられたとの言い伝えがあり

樹齢700年以上あるそうです。幹中心に樹木医がの治療跡が見れるそうです。

先にも石像が続いていますねぇ。

ここを右側の万丈に向かい参拝しましょう。

今まで「万丈」という場所が色々ありましたが本来「住職」が

居住する所だそうでが円覚寺では檀信徒の法要や坐禅会など中心行事的

行事を行う場所になっているそうです。

ではお参りしましょう。

では外に出て「洪鐘」に向かいましょう。

このまま案内板通り真っ直ぐ行きましょう。

前方に「洪鐘」の行先案内看板が見えてきましたので左側に行きましょう。

左側は「蔵六庵」で写経を行っていますが今回は先に進みましょう。

曲がらずに先に進みましょう。

左側に鳥居が見えてきました。案内板によりますとこの先に「洪鐘」が

あるそうなので鳥居前で一礼してからくぐって階段を登りましょう。

「洪鐘」は1301年に鋳造されたそうで現在国宝だそうです。

北条貞時が国家安泰を祈願し鋳物師に命じましたが鋳造が上手くいかず江ノ島の

弁天様に7日間参拝したところ夢の中で「円覚寺の白鷲池の底を掘ってみよ」

との御告げがあり掘ってみると龍頭形の金銅の塊が見つかり鋳造し出来上がった

そうです。

この霊験に北条貞時公は感激し弁天様を「洪鐘」の御神体として

「洪鐘大弁才功徳尊天」と名付けて弁天堂を建立したそうです。

では登って行きましょう。

当日はまだ紫陽花が咲いていました。

かなり登りましたが「弁天堂」が見えてきました。

左側の弁天堂の正面に行きましょう。

建立の説明がありましたが入口の案内と同様でしたので

写真のみにしておきます。

中央の「弁財天像」は61年目ごとに開帳だそうで当日は開帳していません

でしたが参拝しましょう。

弁天堂の左側に「洪鐘」がありました。

残念ながら鐘は突く事は出来ませんでした。

では戻りましょう。

弁天堂の右側に「洪鐘弁天茶屋」がありましたので休息しましょう。

ここは茶屋と御守り御朱印などの授料所を兼ねていました。

メニューは多くて甘味処みたいでした。

景色がよくて涼しいので休息にはいいですね。

結局私は御守りを頂きました。

では戻りましょう。

鳥居まで戻ってきましたのでくぐって振り返り一礼して左側に行きましょう。

道なりに右側に行きましょう。

ここにも紫陽花が咲いていました。

山門を後にして階段を降りましょう。

受付と入口の総門が見えてきました。

案内所の横に「閻魔堂」がありますので右側に行きましょう。

ここは弓道場も兼ねていました。

ではお参りしましょう。

では戻りましょう。

左側に石碑と石像が祀られていますので一礼しましょう。

では「閻魔堂」を出て総門に向かいましょう。

左側に休息所があり風鈴が飾られて涼しさを演出していました。

総門を出て一礼しましょう。

では北鎌倉駅に向かいましょう。

この踏切を渡りましょう。

通りを出て右側に行きましょう。

北鎌倉駅が見えてきました。

信号を右側の駅方向に曲がりましょう。

ここで北鎌倉編の最終回となります。

皆さん閲覧ありがとうございました。

最後に駅の屋根で燕が見送ってくれました。

次回は鎌倉~北鎌倉特別編を挟んで鎌倉駅から江ノ電に乗って巡るツア-の

予定ですのでまたの参加(閲覧)を宜しくお願い致します。


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